外部を改修する為の外部足場を設置します。
防犯面を配慮してバルコニー面は中が透けてみえる黒いメッシュシートにしています。
仮設足場につく階段には、防犯用のセンサーライトを数台設置するようにしています。
さらに、窓に付ける補助錠を無料で貸出して防犯には万全な体制を取るようにしています。
現場スタッフは、不審者か判別が付くように、社名入りのベストを着用しますので工事関係者かすぐに分かります。
エントランスホールに掲示板を設置し、工事に関するお知らせを随時表示するようにしています。
週間工程や当日の作業内容・作業に伴うお願い事項・バルコニー物干し状況等を表示していきます。
さらに工事についての問い合わせや、ご意見・ご要望が居住者から気軽に頂けるように工事連絡箱を設置しています。
仮設足場設置後に打診棒やクラックスケール等の専用工具を使い、補修が必要な範囲は全てマーキングしていきます。
事前調査の時点では外壁の高いところは詳細調査ができない為、このような形で本調査をおこないます。
なお、足場設置前に本調査を希望される場合は、高所作業車等を用いて本調査をする事は可能です。
ただし、その場合は別途調査費用が発生してしまいます。
外壁のクラック・塗膜・モルタルの浮き、タイルの浮き、爆裂等に対しての適切な下地補修工事を実施します。
専門の知識をもった者が調査をおこない、適切な下地補修工事を選定し、実施しなければ大規模修繕はただの塗装工事で終わってしまいます。
外壁面の既存のシーリングを撤去し、新規のシーリングに打ち替えます。
足場を設置しないとできない工事なので、大規模修繕のタイミングで全面シーリングを打ち替えます。
高圧洗浄水で、外壁のタイル面や塗装面や床等を水洗いします。
洗浄中は、窓の施錠が必ず必要になります。
洗浄中は対象の居住者の洗濯物が干せなくなるので、その期間についてはエントランスに設置する掲示板に表示していきます。
外壁や天井面の塗装をしていきます。
塗装工事中は、多少の臭いが発生しますので、臭いが気になる方は部屋の換気を十分に行ってください。
バルコニー側の外壁面等を塗装する時には、窓をビニールにて養生します。
その際、緊急時以外は窓やドアが開けなくなります。
屋上のシート防水等を改修していきます。
また、共用廊下やバルコニーの排水溝にある塗膜防水の改修が必要な場合は、居住者の方の荷物等が置いてあると施工できなくなってしまうので、こちらも掲示板の表示にてお知らせしてから施工していきます。
社内検査及び管理組合様の検査を受けた後に足場を解体し、工事写真等の引き渡し資料をお渡しして完成になります。